舛谷研究室のページ

Tourism, Rikkyo Univ.

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コーリャン飴

2004年10月09日 · Tour

山東名物コーリャン飴。威海で地元出身の友人に教えられて買う。でんぷんを主原料としたやわらかな歯ごたえが面白い。中国の固い「糖」(キャンディー)は喜ばないうちの子供たちも、グミみたいだと割に喜んで食べる。中国語の辞書の「飴」の用例にもなっており、古くから有名のよう。同じく山東名産ナツメを使ったものなど、同種の「飴」はいろいろあったが、町中の商店でも空港の売店でも「高粱飴」がおすすめだった。
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上海浦東空港

2004年09月25日 · Computer&NET, Tour

威海から成田便へ乗り継ぎで上海浦東空港に来た。柱のないモダンなつくりの巨大空港。アジアではクアラルンプール、仁川などに匹敵する規模の新施設。
国際便搭乗口までたどり着き、時間があったのでネットコーナーを探してみた。中国電信で国際電話やファクスとともにサービスされていて、デスクトップが10台足らず。1時間10元(1分0.3元)で“因特網苑”と謳っている。
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17,18搭乗口から右手二台目のテレビのベンチでノートPCを開いたら、linksysとWaveLAN Networkという無線ネットワークが見える。前者を選んだらあっけなくつながってしまった。
入国審査後の売店は出発ロビーのWatoson’sや上海全国土特産食品(L脇)に比べ、倍以上の値段であきれていたが、こんなサービス(?)があったとは。

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珍珠奶茶

2004年09月05日 · Tour

珍珠奶茶(真珠ミルクティー)という飲み物がある。黒タピオカ入りのデザート飲料で、台湾発、中国大陸やマレーシアなど世界の華人世界で普及している。日本でも海外旅行のときに味を覚えた人が少なくないようで、たとえば中西純ら著『エイジアン・デザート』(スリーエーネットワーク,1999)を見れば自宅でも作れそう。うちの下の子も大好きだ。日本国内でもロッテリアがチンジュナイチャシェーキを発売したり、デニーズでクリーミーパールミルクティーが飲めたことがある。
きわめつけは、台湾のドリンクスタンドチェーンの直営店だろう。
快可立喜楽茶
前者は池袋西口で、後者は秋葉原で立ち寄ったことがあるが、強力にラミネートされたカップに極太ストロー、さらに店構えまで現地そのもの。喜楽茶の茶卵(チャイタマ?)は土着的過ぎて笑った。どちらも数がまとまればデリバリー可で、立教生はまとめて正門まで持って来てもらって飲んでいるよう。

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水晶山の少年

2004年09月02日 · Cinema&Play

昭和こどもキネマシリーズでビデオの5巻、DVDの3巻に入っている「水晶山の少年」(昭和24年東宝)。大佛次郎の原作本が家にはあった。通販ページのスチルで湖畔に立つ少年太郎が父だったから。

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ジャカルタの月餅

2004年08月13日 · Tour

だいたい夏休み出ることが多いので、どこへ行っても月餅と出くわす。写真はジャカルタのチャイナタウンGlodokの路上にて。のぞきこんでいるおばさんはインドネシア作協のひと。華語断絶の32年を含め、月餅はずっと存在したと言う。
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SIN HAP HOAT(新合発)のが一般的だが、スーパーでGOUW BOEN SAN(呉文善)というちょっと安めのも発見。どっちもかなり白っぽい。一ヶ月は持つと言われ二つずつ買って帰国。クアラルンプールではなかなか見つからないドリアン味がジャカルタでは必ずある。
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Durian Court

2004年08月02日 · Tour

クアラルンプール、マラヤ大構内は明日から3日間卒業式。校内あちこちに天幕の屋台や出店が並び、さながら祭りの縁日。サイエンス学部の脇はフードコート化していて、夜10時過ぎまでにぎやか。去年8月第二週にRumah Universitiに泊まったときは、食事する場所を求めて彷徨ったから、この時期だけなのだろう。特にDurian Courtという出店は店頭路上にドリアンを積み上げ、買ったその場で食べられる。おやつどきに通ったときドリアンに目を留めると、早速声を掛けてくれたのでひとつ選んでもらう。20-30cmのマレーシアドリアンを手に取って降り、おつむの善し悪しを量る要領で慎重に選んでくれる。その場で割って手づかみで食す。テーブルの上には手を洗う水盆と急須があり、コップに飲み水も出てくる。遅い夕食後に二度目に行ったときは自分で選ぶ。降ってもわからないのでおしりのにおいを嗅ぐ。結局一個目のを選ぶと、奥へ持って行ってていねいに割って皿に載せて持って来てくれる。昼間気づかなかったが、飲み物や焼き飯などの食事もあるよう。椅子はプラスチックだが、テーブルクロスの上で遠慮なくドリアンを食べられるのはありがたい。さすがマレーシア。
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と思うとMidValleyのCITITELエレベータホールにはこの表示。ドリアンはわかるが、マンゴスチンまで持ち込み禁止とは。隣接するカルフールで買って部屋で食べ、強烈な染料でもある果物の女王の汁を飛ばす人がいたのだろう。
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写真はそのあと行ったジャカルタのスーパーのタイドリアン。地物のメダンドリアンと生ペーストは、残念ながら食べそこねた。

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LADY GREY

2004年07月30日 · Tour

TWININGSのオリジナル紅茶。アールグレイにオレンジやレモンの皮、矢車菊の花びらなどがブレンドされているらしい。アールグレイほど香りが鼻につかないので近頃愛飲。写真はティーバックがなくなった後に日本で買った100g缶。紙箱入りリーフティー(99p)をたくさん買ってくればよかった。
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廊下の両側に茶葉が並べてある感じの狭い本店では量り売りもあった。大缶に描かれた清朝皇帝の座姿とSouth Chinaという文字を見ると、茶が改めて中国からヨーロッパに渡ったことを認識させられる。

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JCRCツインリンクもてぎZ大会

2004年07月19日 · Bicycle

はじめてJCRCのレースに参加。ツインリンクもてぎのスーパースピードウェイ(2.4キロ)を周回3時間。前日まで甲府だったので、熱さはひどく感じなかったが夏の晴天の午後。(35度だったそうな)平坦なトラックコースだが、ホームストレートまでの逆風は少々応えた。結局35周。トップ47周はともかく、集団走行で持ちこたえていれば40周は狙えるかもしれない。表彰された面々の足の筋肉を見れば、平均約27キロという私の結果はもっともかもしれない。受付、計測、伴走バイク、補給等、事務局に感謝。
JCRC2004 第1回 もてぎZ大会 7/18(日)の結果

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世界海外華人研究学会(ISSCO)参加報告

2004年07月07日 · Area Studies

 本年5月、デンマークで開催された世界海外華人研究学会(International Society for the Study of Chinese Overseas: ISSCO)第5回大会に参加した。この学会の国際大会は4年ごとだが、1992年のカリフォルニア「落地生根シンポジウム」以来、香港(1994)、マニラ(1998)、台北(2001)と各回200名前後の華人研究者を集めて開催されている。今回は初めてのヨーロッパ開催とあって参加者は約100名だったが、コペンハーゲン郊外のヘルシンゴーのLo-skolen国際会議場はデンマーク建築の粋を集めた海沿いの景勝で、北欧アジア研究所(NIAS) の手作りの運営と相俟って、終始和やかな雰囲気だった。大会のテーマは”New Chinese Migrants and Globalisation of Chinese Overseas Migration.”で、初日の長島要一コペンハーゲン大学アジア研究学部長のウエルカムスピーチにはじまり、2日目午後から研究発表が3つの会場で計 24セッション行われた。恒例のワン・グンウー会長の基調講演は2日目午前。毎回”Luodi-shenggen”(落地生根)、”New National Identities”、”Diaspora”、”Sojourner”など、そのときどきに華僑華人研究のみならず、移民研究のキーコンセプトを提供して来た重要なスピーチだが、今回のキーワードは”Liuxue”(留学)だった。個人のための”Study Abroad”でなく、社会のための”Liuxue”ということのようで、主に1980年代以降の中国大陸から北米への大量移民の帰国と活躍、いわゆる「海亀派」を踏まえたものだった。こうした全体会は英語を媒介言語として行われたが、セッションごとに使用言語を分けており、中国語セッションもいくつかあった。
 他に世界的な華人の集会としてリー・クアンユーの肝いりで、1991年からシンガポール、香港、バンコク、バンクーバー、メルボルン、南京、クアラルンプール各地で開催され、2005年に第8回大会が神戸で予定されている世界華商大会があるが、ISSCOは研究者主体で、華人中心ではあるものの、欧米日本人など非華人も組織に関係していることが特徴だろう。
 ISSCOは発足以来、ワン・グンウー会長の下、大陸、台湾、海外を問わず、唯一の国際的な華人研究学会として結束してきたが、3日目夜の会員総会で、ワン会長の「退位」とフィリピン華裔青年聯合会 (KAISA)のテレジタ・アン・シーの二代目会長就任が報告された。ワン初代会長はスラバヤ生まれの日本軍政期マラヤ育ち、国共内戦期に南京大で学び、マラヤ大、ロンドン大、オーストラリア国立大、香港大を経て、現在シンガポール東アジア研究所長という”Sojourner”だが、学識と政治力でこれまで世界の華人研究学界をまとめて来た。フィリピン華人女性のテレジタ・アン・シーによって、ISSCOがグローバル化した華人社会の中で今後どのような動きを見せるか注目される。非両岸研究者の会長就任と引き換えと言うわけではないだろうが、次回第6回国際大会は、2007年に中国大陸の首都北京での開催が予定されている。
 なお、過去の国際大会とテーマは以下の通りである。また、これらとは別に地区大会がオーストラリアやキューバ、中国ではスワトウやアモイでも開催されている。
1. Berkeley (1992): Luodi shenggen: The Legal, Political, and Economic Status of Chinese in the Diaspora convened by UC, Berkeley.
2. Hong Kong (1994): The Last Half Century of Chinese Overseas: Comparative Perspectives convened by Hong Kong .
3. Manila (1998): Intercultural Relations, Cultural Transformation of ethnic Chinese communities convened by Kaiasa Para Sa Kaunlaran, Inc. and Ateneo de Manila.
4. Taipei (2001): New Frontiers for Chinese Overseas Research convened by Academia Sinica.
5. Copenhagen (2004): New Chinese Migrants and Globalisation of Chinese Overseas Migration convened by NIAS and the Department of Asian Studies at the University of Copenhagen.

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玉川温泉

2004年07月07日 · Tour

ゴルフ場内の源泉、玉川スプリングス温泉から引いているアルカリ性単純温泉。最寄りは八高線明覚駅。露天風呂は屋根付き。室内のぬるい方の湯舟は入っただけで肌がぬるぬるする。11:00-20:30まで入場可。おとな3時間700円、こども400円。平日は延長追加(100円/時間)なし。立ち寄りのみで食堂あり。タオル、貴重品ロッカーは使えば有料。年中無休とのこと。一般道から踏切を渡ってゴルフ場のある山の麓に入るが、途中畦道のように狭い場所があり、大型車は入れないだろう。

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