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Tourism, Rikkyo Univ.

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マレーシア月表 2002

2006年02月16日 · Malaysia

*2002.1
-小泉総理大臣東南アジア諸国歴訪
-インドネシア人労働者優先受入中止
*2002.2
*2002.3
*2002.4
-KLエクスプレス開通
-新国王就任式
*2002.5
-小学校理数科目英語化案
-大学予科で非ブミプトラ枠
*2002.6
-マハティール首相引退宣言
-ビジョンスクール開校
-DAP議長逮捕
–マレーシアのイスラム国化批判ビラ配布で
*2002.7
-大学入試割当制からメリット制へ
-国民正義党、人民党が合併し人民正義党に
*2002.8
*2002.9
-首相次期選挙不出馬表明
–一部の予想を覆し、完全引退へ
*2002.10
-竹中経済財政・金融担当相訪問
-東アジア経済サミット
-国民奉仕プログラム導入委発足
-APEC首脳会議(ロス・カボス)
*2002.11
-小学校理数科目英語化合意
*2002.12
-小学校義務教育化決定
-テロ対策でオーストラリアと不和

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マレーシア月表 2001

2006年02月16日 · Malaysia

*2001.1
*2001.2
-ブトラジャヤ連邦領に
*2001.3
-PJカンポンメダン民族衝突
*2001.4
-ISAで国民正義党幹部逮捕
-第3次長期計画、第8次マレーシア・プラン(2001-05)発表
-KLセントラル駅オープン
*2001.5
-MCAによる南洋商報買収
*2001.6
-ダイム財務相辞任
*2001.7
-竹中経済財政担当相訪問
*2001.8
-憲法改正案可決
-ISAでPAS幹部逮捕
*2001.9
-米同時多発テロ
-新身分証明証MyKad発行
-DAPがBAから離脱
*2001.10
-APEC首脳会議(上海)
*2001.11
-ASEAN首脳会議(ブルネイ)
-マレーシア日本国際工科大学設立構想
-アジズ・シャー国王逝去
*2001.12
-サイド・シラジュディン第12代国王即位

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マレーシア月表について

2006年02月16日 · Malaysia

加納啓良先生には海外発表癖をつけていただいた学恩があるが、『インドネシア繚乱』(文春新書、2001)にもある通り、かつてウェブ上でインドネシア政治経済データとして日誌 (1999年10月–2001年2月)を発表されていた。今でも加納研究室ホームページにリンクされているが、インドネシア在外研究当時の成果の一つではないか。詳細な日誌にはアジア経済研究所の良き伝統が生きている。私も2005年度は丸々在外で、この一年間続けて来たことと言えば、『南洋商報』『星洲日報』、それに『東方日報』(いずれもマレーシア華字紙)を定期購読し、欠かさず目を通して切り抜きしていたことくらい。2月の在KLマレーシア研究会は、2000年8月から2006年2月まで、異例の長さで日本大使館勤務を続けて来られた川端隆史氏の報告「これまでのマレーシア、これからのマレーシア」だったが、司会を仰せつかったのでこの間のマレーシアの月ごとの出来事を整理し、参考資料として配布した。加納先生の日誌には及ぶべくもないが、どの事件がどの事件の後だったかということは、こうして一覧すると見えてくる。「月表」として年ごとに投稿しておく。

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元宵節

2006年02月13日 · Area Studies

日本以外のアジアでは旧暦正月を祝うところがほとんどで、大晦日にはじまり、元旦、三が日から旧暦1月15日の元宵節までの二週間、街は赤い提灯や赤金の正月飾りでにぎわう。新聞の一面もこの日までは正月飾りだ。中国語チャンネル鳳凰台を見ていたら、元宵の行事を紹介していた。湯圓を食べるとあるが、なるほどそうだった。もち米皮の白玉よりちょっと大きめのお湯に浸かった砂糖餡だんごを頂く日だ。しかし、マレーシアでは湯圓をとんと見かけない。この前食べたような気もするが...そうだ、12月の冬至のときに食べたっけ。町中のレストランでも季節物のデザートとして供されていた。近頃ちっとも見かけないが、旧暦15日の新聞にも元宵は漢武帝の頃の女官の名で、湯圓を作るのが上手だった、などと書いてある。不可解に思っていたところ,学内で行き会った北京留学経験のある華人の友達と立ち話してなぞが解けた。中国北方では元宵に湯圓を食べるが、南方では冬至に湯圓を食べる。マレーシアは南方文化だから元宵では食べない。なるほど。しかし、冬至に湯圓を食べる北限はどこだろう。方言には境界線があるが、風習にもあるはず。華人社会は冬至派だから、福建のどこかだろうか。
yuanxiao.jpg
旧暦正月から元宵までは題字に桃の花や爆竹など正月飾りがほどこされている(赤字は日曜版のため)
下は元宵翌日の新聞

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動物園の里親

2006年02月12日 · Singapore, Tour

ナイトサファリは1994年にシンガポールではじまった夜間専門の動物園だが、昼間と違って夜行性の動物が活発に動き回っている。クアラルンプールやタイピンなど、動物園の夜間開館とも違う。トラムで回ると、動物名の看板に「adopted/adaption」と入っていて、会社や人名などが付されているのが気になる。隣のシンガポール動物園も含め、里親制度を導入しているらしい。費用は年間2万5千シンガポールドルからというから、日本円で200万円弱か。タイガーバーム提供の虎とか、以前はJAL提供の鶴なんていうのもあった。会社は広告半分だろうが、個人はどういうつもりだろう。2006年2月現在、ライオンが空いてます。
来るたびに改装していて、入場前のエントランスも充実してきた。おすすめは豪華なジャングルトイレ。
nightsafariwc.jpg

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彩雲追月

2006年02月08日 · Cinema&Play, Podcast

この曲は1935年に任光(1900-1941)が作曲した、西洋音楽、特にタンゴの影響を受けた「伝統音楽」である。ネット上やCDで二胡の独奏をさがしたが、アンサンブル曲のようで見つからなかった。1943年に高峰三枝子が日本語でカバーしている。題して「南の花嫁さん」。藤浦洸の日本語歌詞はうまく原曲に乗るだろうか。podcast-original3.gif(2005.9.30、香港中文大)
ねむの並木を 小馬の背なに ゆらゆらゆらと
花なら赤い カンナの花か 散りそで散らぬ 
花びら風情 隣の村へ お嫁入り 
おみやげは なーに? 籠のオーム
言葉はたったひとつ いついつ までも
中国初の社会主義リアリズム映画『漁光曲』(1934)の同名主題歌の作曲でも知られる任光は、五四運動後にフランス留学し勤工倹学(半工半読)運動に参加。1940年に皖南事変で最期を遂げたという。

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マックでスカイプ録音

2006年02月07日 · Computer&NET, Podcast

スカイプキャストとはスカイプ通話を録音し、ポッドキャスト配信することだが、マックで送受信両方録音するには細工が必要。WireTapProやAudioHijackを使ってもできるようだが、フリーの音声ユーティリティ二種でできた。
まず仮想音源のSoundflowerをインストール。音声入力ソフトLineInも準備。LineInを立ち上げて Input from: Built-in Audio: Line In、Output to: SoundFlower (2ch)で、忘れずPass Thruボタンをクリックする。録音ソフトはGarageBand1.1を使用。環境設定-Audio/MIDIでオーディオ出力: 内蔵オーディオ、オーディオ入力: Soundflower (2ch)とし、トラック情報でモニタ入にする。Skypeは設定-音声で出力デバイス: Soundflower (2ch)、入力デバイス: Soundflower (2ch)を選択。念のためシステム環境設定-サウンド出力: 内蔵オーディオ、入力: 内蔵マイクなどを確認しておく。
あとはガレージバンドの録音ボタンを押してからスカイプするだけ。今回はecho123にかけて試した。iBookの内蔵マイクなので非常に音が小さいが、まずはサンプル(0:54)。このリンクを押すとMP3ダウンロード(856KB)になるだけなので、ぜひiTunesJuice(旧iPodder)でポッドキャスト受信してほしい。登録URLはこちらpodcast-original3.gif

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Podcast

2006年02月06日 · Computer&NET, Podcast

このブログからポッドキャスト配信できるようにした。今後カテゴリーPodcastにまとめるが、登録URLは以下の通り。
http://cgi.rikkyo.ac.jp/~masutani/mt/index.xml podcast-original3.gif
手順はPodcast Now!に従ったが、プラグイン(MT-Enclosures)をダウンロードし、Movable Typeのpluginsフォルダにアップロード。ログインしてテンプレート(RSS 2.0)の最後(</item>の前)に<$MTEntryEnclosures mime="audio"$>と書き足して保存と再構築。
新規エントリーにmp3ファイルをアップした場所のリンクを貼って投稿し、iTuneの詳細-Podcastを登録で上記のURLを入れると、あっけなくmasutani.biz放送局開局を確認。
「朗読と著作権」など気をつけなければならないことも多いが、コンテンツが増やせるよう工夫したい。とりあえずはiPodで直接録音できるよう直付けのレコーダマイクでも買おうか。スカイプの内容を録音、配信する「スカイプキャスト」という手もあるとのこと。

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正月の新聞

2006年02月03日 · Area Studies

日本でも元旦の新聞は厚い。その代り二日はお休み。日本以外のアジアの多くは農暦、旧正月を祝うが、三が日のうち初一(2006年は1/29)は新聞有り、初二、三はお休み。と思っていたら、マレーシアの華字紙はシフトを調整し、今年から初二のみ休刊日にしたよう。英字紙、マレー語紙も併せ部数トップの星洲日報、それに南洋商報も、休刊なしで売り込む新興の東方日報を意識したか。ところが、初二に新聞が来ない。販売店に電話すると今日は休みだと言う。近所のスーパーにも、セブンイレブンにも華字紙はない。初一の新聞の一面にはっきり、初二は休みで初三からと書いてあるのに。初三の星洲の三面コラムに、昨日の新聞が来ないと問合せが相次いだが、配達所が休日を変えなかったとあった。題して、届かなかった新聞。ちなみに、年中無休を謳った東方日報は1/29(初一)から2/1の四日間、新聞が来なかった。いずれも道の新聞売りからは買えたらしいが、正に幻の新聞である。

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Le Tour de Langkawi 2006 – TM Ride

2006年01月23日 · Bicycle, Malaysia

今年のTour de Langkawiは2月3日KLタワーからはじまる。北はペラ州、南はジョホール州まで10ステージあるが、なぜか肝心のランカウィには行かずじまい。開会イベントとして一般参加のBlue Rideというのがあったが、今年はTM Rideとして1月22日に行われた。18日に出たウェブ情報を見て電話で聞くと、朝7時までに来いという。6時半にテレコムビルに行くが誰もいない。ウェブにはTime: 7.30とあったが、7時半登録開始で8時半スタートとのこと。結局8時44分スタート。800台の自転車がパトカー、白バイ先導でクアラルンプール中心街を走る。41kmのコースは以下の通り、マラヤ大そばのテレコムビルからバンサ、ペタリンジャヤに出て市内ゴールデントライアングルまで行って戻ってくる。
テレコムビル-Jalan Pantai Baharu-Jalan Bangsar-Jalan Maarof-Jalan Ara-Jalan Telawi-Jalan Ara-Jalan Penaga-Jalan Maarof-Jalan Damansara-Jalan Dato’ Abu Bakar-Jalan Universiti-Jalan Semangat-Jalan Utara-Jalan Barat-Jalan Sultan-Jalan Selangor-Jalan Yong Shook Ling-Civic Centre-Jalan Yong Shook Ling-Jalan Sultan-Jalan Changgai-Jalan Gasing-Lebuhraya Persekutuan-Jalan Pantai Baharu-Jalan Bangsar-Jalan Travers-独立広場-Jalan Raja Laut-Jalan Sultan Ismail-Jalan P. Ramlee(KLタワー)-Jalan Raja Chulan-Jalan Bukit Bintang-Jalan Tun Razak-Jalan Ampang(KLCC)-Jalan Munshi Abdullah-Jalan Dang Wangi-Jalan Tunku Abdul Rahman-独立広場-Jalan Travers-Jalan Bangsar-Jalan Pantai Baharu-テレコムビル
バンサが登りだが、あとはさほどでもない。シビックセンターで大休憩を取るなど、特に前半は先導車に付いてパレード走行に近い。日曜日とはいえ、パトカーを先頭に30台以上の白バイでクアラルンプールの街の真ん中を封鎖して走るのだから、そうそう集団が長くなっても困るのだろう。大通りばかりのクアラルンプールで、普段は車やオートバイに追いやられ、路肩の側溝に脅かされながら走っている自転車乗りの一日天下。交差点で封鎖された車列に向かって勝鬨をあげたり、大いばりで都会の大通りの真ん中を走る。連邦道の市内への入口、PJ門を自転車で堂々とくぐれるのは、最初で最後だろう。独立広場やKLタワー、ツインタワービルなど、観光名所もあちこち回り、ロンドンで参加した自転車ツアーを思い出した。しかしマレーシア、10時で気温28度、その後30度以上になっただろう。KLCCから独立広場を二度目に通る頃には集団もだいぶばらけ、少々つらくなる。ロードとマウンテンバイクを中心に、タンデムが数台いたが、リカンベントを一台見かけた以外、小径車(しかも折り畳み)は私一人。I love your bike! と女性ライダーに声を掛けられたり、Nice Bike! と横に来て言ってくれる人もいて、予想通り受けた。マウンテンバイクに自転車用のチャイルドシートを付けて娘を乗せた人や、よく見るとサンダル履きの人もいたが、自転車(カーボンバイクもちらほら)、ヘルメットからウエアまで、きちんとした装備の人がほとんど。片側四車線の交差点を白バイが封鎖する中、塞き止められたバスや車を尻目に20インチの自転車で渡って行く様はどう見えただろう。11時15分、2時間半でゴール。用意された軽食を摂り、自走して大学駅まで行き、折り畳んでタクシーで帰宅。午後はCherasの韓新ジャーナリズム学院のシンポジウムで発表。夜帰宅して量ると1kgちょっと体重が減っていた。11月の日本で200km走ったときより効果有り。ハードな誕生日だった。
tmride.jpg

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