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Tourism, Rikkyo Univ.

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サイバーアジア

2006年03月09日 · Area Studies

堺屋太一氏が小渕内閣の経済企画庁長官になる前の肩書きは、財団法人アジアクラブ理事長だった。その頃アジアクラブ内の旧知の友人の依頼で、新刊雑誌アジアクラブマンスリーに「サイバーアジア」というコラムを連載していた。副題はーアジアのホームページ紹介ーだったと思う。97年7月の創刊号から02年3月の57号まで、編集担当の友人らをはらはらさせながら、我ながらよく続いたと思う。月一回、必ず書かねばならないというのは、常にアンテナを張っておく癖がついて、よいことだったかもしれない。
終わりの方、50回目の韓国ネタは、本当はohmyNewsを紹介するつもりが、なぜかそのときサイトがつながらず、苦し紛れに書いた覚えがある。市民参加型のニュースサイトと言うコンセプトは、当時まだ珍しく、趙章恩氏の『韓国インターネットの技を盗め』(アスキー出版,2001)にも載っていなかったと思う。今月ソフトバンク出資で日本版開設とのことで、今昔の観がある。
以下、すでに消えたサイトも多いし、アジアクラブのウェブでも公開されているようだが、35回目の日本人のチャイナタウンイメージの話しなど、今でもすることがあるので、著者ページでも一覧できるようにしておく。

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電脳ブログ

2006年03月06日 · Computer&NET

『コンピュータで中国語』(大修館)などに寄稿したことがあり、聞かれることがよくあるので、立教や山梨大の中国語情報処理科目の際、「電脳ブログ」を開設した。マルチリンガルを中心に情報処理についてまとめてある。

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マレーシアの衛星放送Astro

2006年02月27日 · Malaysia, Podcast

アストロは昨年MiTVができるまでマレーシア唯一の衛星放送局だった。NHKワールドを見るために多くの日本人が契約していると思う。初期費用(アンテナ、チューナ、デコーダ)100-200リンギ程度で月額は50-100リンギくらい。うちはフルファニチャーのコンドミニアムだったので、初期費用なしで済んだ。Dynasty+5 Mini Packages(月94.95リンギ)で見られるチャンネルを紹介する。podcast-original3.gif
100ch以降のラジオは聴きながらでははっきりしなかったところがあるので、以下に列記した。
101: era.FM
102: MY (Chinese)
103: Classic
104: hitz.FM
105: mix FM
106: Light & Easy Listening
107: Classic Rock
108: Golden Oldies
109: Nostalgia
110: India Beat (Hindi)
111: Jazz
112: Melody (Chinese)
113: Sinar FM (Malay)
114: Osai (Tamil)
115: Xfresh FM
116: Musiq’a (Arabian)
117: Raaga

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タワーマラソン

2006年02月20日 · Malaysia

2005年は8月に行われるはずだったTowerthon(タワーマラソン)だが、結局2006年(2.19)に入って開催された。1991年、ヴィジョン2020の年に国民が「仰ぎ見るもの」として建設が始められたKLタワーは、トロントタワーなどに次いで世界4位の高さ(421m)で、5月にオープン10周年を迎える。Towerthonは1998年から行われているオリジナルイベントだが、今年の参加者は11のカテゴリー合わせて千人前後か。麓のP.Ramlee通り沿いの駐車場からスタートし、タワーにたどり着くまで仰ぎ見るようなくねった坂道が1km続く。タワー下部内は22層になっていて、23層目がタワー上部グランドフロア。バンケットデッキまで3階登ってゴール。一層が普通の建物の二階分(48段)あるから、合計2058段は50階建てのビルを駆け上がる感じ。タワー内の階段フロアはコンクリート打ちっ放しで狭い、暗い、空気が重い。途中三カ所に水の補給ポイントが設けられていたが、各層の通気口のわずかな風を頼みに何とか登り切った。ゴール後、また階段で二階降りて展望フロアで家族と合流。あとで新聞で見るとケニアの英連邦競技会出場ランナーが14’26″でトップ。9分切ったら10万リンギ(300万円)のボーナスと言うが、ちょっと無理な設定ではないか。参加費はマレーシア人一般20リンギ、外国人は20ドル(75リンギ)。しばらくは数段の階段の前でも足が止まった。
kltower.jpg

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バレンタイン禁止?

2006年02月16日 · Area Studies

「バレンタインは物まね」抗議行動で70人拘束 インド
http://www.sankei.co.jp/news/060215/kok031.htm
非キリスト教圏でバレンタイン禁止の動きがあるらしいが、マレーシアでもイスラム党政権下の東海岸、トレンガヌ州ではビリヤードは解禁になったものの、今年のバレンタインデーは禁止だった。一方、首都クアラルンプールではほとんどのホテルがバレンタインディナーを用意したり、この日を選んで入籍する人も多かったよう。華人が天后宮で集団結婚届などというニュースまであった(天后宮地階には結婚登録所がある)。一国内でこの温度差は多文化社会ならではか。

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Bluetoothヘッドセット

2006年02月16日 · Computer&NET

音楽を聴きながら、携帯で喋れるヘッドセット
http://www.atmarkit.co.jp/news/200602/16/pulsar.html
iPodを聴きながら,携帯でしゃべれるヘッドセットがないかなと思っていたが、やはり出て来た。香港、マレーシア、シンガポールなど、最近訪れたアジアの国々はBluetoothヘッドセットが普及していて、日本の普及率18.6%(2005)より明らかに上と思われる。人前で携帯でしゃべるのははずかしい、あるいは深刻なマナー違反だから罵倒してもよいという意識の問題もあるが、今後は歩きながら突然しゃべりはじめたり、車内でひとり言のようにささやく人が増えるかも。

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マレーシア月表 2006

2006年02月16日 · Malaysia

*2006.1
-非ムスリム10大臣が、宗教の自由(憲法121-1A)についての覚書を首相に提出(後に撤回)
*2006.2
-ジャランペタリンで華人露天商とマレー人客集団が衝突。一時露店封鎖。
-プロトン、三菱再提携
-デンマーク風刺漫画転載で『Sarawak Tribune』無期限停刊、同写真掲載で『光明日報』停刊二週間
–新聞の発行停止は1987年の国内治安法発動以来
-内閣改造(3)
-首都圏で鳥インフルエンザ
-ガソリン値上げRM0.3/l
–便乗値上げ、公共交通利用者増
*2006.3
-格安航空専用ターミナル開設
-第9次マレーシア・プラン(2006-10)発表
-サラワクで手足口病(HFMD)流行
*2006.4
-ジョホール新橋梁計画破棄
*2006.5
-マハティール前首相がマレーシアキニのインタビュー受ける
-アブドラ首相訪日
-マレーシア人が東南アジア初のエベレスト単独登頂
*2006.6
-天皇・皇后両陛下お立ち寄り(visit)
–ご訪問(state visit)も合わせ、同一国複数回訪問は四カ国目
-ペタリンジャヤが12番目の市に昇格
-マハティール前首相がアブドラ首相批判開始
*2006.7
-日マ経済連携協定(自由貿易協定: FTA含む)発効
-コタバル空港でマハティール前首相が唐辛子スプレーをかけられる
*2006.8
-ペナンでタクシーがメーター制に。導入反対のドライバーがストライキ
-政府がペナン第二大橋をUEMグループに発注
*2006.9
-アブドラ首相、第六回アジア欧州会議(ASEM)首脳会議(ヘルシンキ)に出席し、リー・シェンロン、シンガポール首相と会談
-シンガポールのリー・クアンユー顧問相が「マレーシアとインドネシアは中国系住民との問題を抱えている。中国系は成功し、勤勉であり、そのために制度的にのけ者にされている。両国はシンガポールが自国の中国系住民と同様に従順であるよう求めている」と発言
-アブドラ首相、リー顧問相に書簡で真意の説明求める
-リー顧問相がアブドラ首相に返書を送り謝罪
*2006.10
-ヘイズ襲来(サバ、サラワク、ヌグリスンビランなど)
-ヘイズ発生源のインドネシア、ユドヨノ大統領が新馬に謝罪
-シャーアラム山林でモンゴル人女性殺害事件
*2006.11
-トゥンク・サイド・シラジュディン国王(プルリス州スルタン)の任期満了に伴い、第十三代国王にのミザン・ザイナル・アビディン副国王(トレンガヌ州スルタン)が就任
-マハティール前首相、心臓発作で入院
-ジョホール南部経済開発マスタープラン公表
-ペナン第二大橋が起工
-JSKL四十周年記念式典
*2006.12
-16Cポルトガル時代の遺構発見でマラッカタワー建築中止
-アンパン通りのチュア・チェンボック邸(Bok House)取り壊し
-マハティール前首相がジョージ・ソロス氏と会談
-ジョホール州はじめ、半島南部で洪水

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マレーシア月表 2005

2006年02月16日 · Malaysia

*2005.1
-ラフィダ通産相、輸入許可証(AP)継続を発表
*2005.2
*2005.3
-マラッカ海峡海賊事件
–日本人拉致
*2005.4
*2005.5
-日馬経済連携協定大筋合意
-警察調査報告提案書
-ミリが市に昇格
*2005.6
-AP問題
*2005.7
-米ドルPEG制から管理変動相場制へ
–人民元切り上げ直後
-ロンドン同時多発テロ
*2005.8
-ヘイズ非常事態宣言
*2005.9
*2005.10
-新自動車政策発表
-アブドゥラ首相夫人死去
-日本大使館等に不審郵便物
*2005.11
-マラヤ大世界大学ランキング降下
-JIマレーシア人幹部アザハリ自爆死
-APEC首脳会議(釜山)
*2005.12
-ASEAN首脳会議
-第1回東アジア首脳会議
-日馬経済連携協定署名

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マレーシア月表 2004

2006年02月16日 · Malaysia

*2004.1
-内閣改造(1)
-証券取引市場が株式会社化
-日馬経済連携協定(EPA)交渉開始
-茂木内閣府特命担当相・情報通信技術担当相訪問
*2004.2
-国民奉仕プログラム開始
*2004.3
-第11回総選挙
-内閣改造(2)、省庁再編
*2004.4
-前首相、プロトン顧問就任
-プトラジャヤでイスラム諸国会議特別会議
-国家健全化計画発表
*2004.5
-首相訪中
*2004.6
-首相初訪日
*2004.7
-首相アメリカ公式訪問
*2004.8
-鳥インフルエンザ発生を発表
*2004.9
-アンワール元副首相釈放/首相、国連総会で演説
*2004.10
-リー・シェンロンシンガポール新首相初訪問
*2004.11
-不法就労外国人労働者恩赦
-APEC首脳会議(サンティアゴ)
*2004.12
-インド洋スマトラ沖地震
-ASEAN首脳会議(ラオス)
-タイ首相が過激派のクランタンでの軍事訓練示唆
–首相が抗議

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マレーシア月表 2003

2006年02月16日 · Malaysia

*2003.1
-塩川財務相訪問
-Malaysia Kini煽動容疑で家宅捜査
*2003.2
-第13回非同盟諸国会議
-Peace Malaysiaイラン戦争反対集会に10万人
*2003.3
*2003.4
-マラッカが市に昇格
-SARS患者確認
-坂口厚生労働相ASEAN拡大保健担当大臣会合参加
–SARS対策
*2003.5
-MCA執行部交代
–黄家定、陳広才体制へ
*2003.6
-G8事前会議でマハティール、ブッシュ会談
-国民奉仕プログラム要項発表
*2003.7
-KLに東南アジア地域テロ対策センター設置
-シラク仏首相に第1回KL世界平和賞
*2003.8
-KLモノレール開通
-ロシア大統領初訪問
*2003.9
-NF結成50周年式典
*2003.10
-第8次マレーシア・プラン中間報告書
-KLでイスラム諸国会議総会
-マハティール引退、アブドゥラ・バダウィ首相へ
-APEC首脳会議(バンコク)
*2003.11
-川口外務相訪問
*2003.12
-鉄道複線化事業延期決定
-日本ASEAN特別首脳会議
-アロースターが市に昇格

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