カレンダー情報をWebDAVで保存、共有するため2007年に標準化されたプロトコル(RF4791)がcalDAVだが、2008年にGoogleカレンダーでサポートされてぐっと身近になった。当初はマック上のiCalのみだったが、Win,LinuxのSunbirdやThunderbird+Lightningアドオン、その後Outlookも使えるようになった。
設定はカレンダーの追加でネットワーク-calDAVを選び、場所に「https://www.google.com/calendar/dav/メアド/events」を指定してログイン。Google Apps Education Editionの学校メアドもそのまま通る。
ローカルアプリからGoogleカレンダーが直接編集できるようになり、改めてウェブアプリの使いにくさを実感。オフラインで使えるのも気楽。あとはToDoの共有か。
モバイルとの連携は、iPodTouchでiCalからGoogleカレンダーを読み込めるが、デバイス上は閲覧のみで編集どころか予定の削除さえできない。Touchから予定を追加すると、ウェブでなく同期したPCに保存される。MobileMeで共有するのも手だが、そもそもGoogleカレンダーが絡まない。アドエスなどWindows MobileのcalDAVクライアントは試していないが、自分でCalDAVサーバを立てればいろいろできるかも。PHP+PostgreSQLのDAViCalあたりどうだろう。
calDAV
2009年01月27日 · コメント(0) · Computer&NET
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